人生は手持ちの『時間』で決まる「TIME タイム」

TIME/タイム [Blu-ray]
TIME/タイム [Blu-ray]

テクノロジーが発達して、人の老化が25歳で止まるようになった近未来。それだけ聞くと嬉しい事だが、そのあとの寿命(生きる時間)は労働によって手に入れなければならない。それだけではなく、すべての物の購買が通貨ではなく、労働で稼いだ手持ち時間で支払い、購入する仕組みになっている。そしてその残りの手持ち時間が自分の残りの寿命にもなる。正にTIME IS MONEY、というかLIFE IS MONEYというか、超斬新な設定に惹かれて渋谷TOHOシネマズにて鑑賞。

この作品の世界では、時間を沢山持っている一部の富裕層は長生きができ、有り余る時間で贅沢な生活を送っている。時間を余り持っていない大半の貧困層の人間は、少ない手持ち時間で貧しく、生きるか死ぬかの毎日を送っている。時間が全ての世の中。究極の格差社会。かなり酷な話だが、どこか現在の世界と似ているところも興味を引かれた。

主人公のジャスティン・ティンバーレイクはその貧困層の出身。ある日富裕層から大量の時間を譲り受け、その時間を使って富裕層達の世界へ進入する。そこでヒロインのアマンダ・サイフリッドに出会い一緒に逃亡することになる。逃亡した二人は徐々に惹かれ合い、恋に落ちる。そしてこの究極の格差社会を変えようと動き出す。

作品の前半は鮮烈な世界観に引き込まれて楽しんで鑑賞しているも、後半になるとジャスティンとアマンダの恋愛映画の様な内容になっていき、SFアクションを鑑賞するつもりで臨んだ私個人としては、ちょっと物足り無くなってしまった。

でもヒロイン役のアマンダはショートカットの似合うキュートな女優さんでとても好印象だった。今回の作品でショートにしたそうだが、以前のロングヘアよりずっと似合っていて存在感が増していたと思う。実際の身長は150センチ台の様で、小柄なためか作品中は常にかなり高さのあるヒールを履いていて(履かされて?)、動きのある演技をこなしていた事も印象的だった。

確かに細かい設定が気になる部分もあるが、出演者のファッションや乗り物、新しい切り口のストーリーなど、この作品の独特の世界観をゆる~く楽しみながら鑑賞できれば、きっと今までにないクリエイティブさを感じれる作品になると思います。

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