Archive for the ‘ヒューマンドラマ’ Category

死というテーマを穏やかに表現した「ヒアアフター」

金曜日, 7月 27th, 2012

ヒア アフター [Blu-ray]
ヒア アフター [Blu-ray]

2011年2月から公開された映画ですが、冒頭に津波のシーンがあったため、日本では311の大震災以降の公開が中止となってしまった作品。監督は名優でもあるクリント・イーストウッド。

主人公を演じるのは、「ボーンシリーズ」での印象が強いマット・デイモン。ボーンの時とはうって変わって、自分の霊能力に苦しめらて今は倉庫の作業員として地味に暮らしている、物静かで繊細な独身男性を演じています。

そのマット・デイモン演じる霊能力者ジョージと、何の関係もない別の国に住む死を経験した二人の人物が不思議な引き合わせで巡り会い、互いの心の傷を癒していく。終演には最大の理解者と確信しあった者同士が運命的な出会いによって結ばれます。

ストーリーが死と死後の世界(ヒアアフター=来世)を扱っているので、内容が重めの暗い作品か、もしくはオカルトチックな怪しい映画になりそうなものですが、そこは流石のクリント・イーストウッド監督、終始とても穏やかで、感動のあるヒューマンドラマに仕上がってました。災害・事故シーンなどは目を覆いたくなりますが、クリント・イーストウッド監督曰わく「奇跡的な出来事を表現するためにCGや特撮を駆使して敢えてリアルに表現した(特に津波のシーンはリアルです)」のだそうです。

パリ、ロンドン、ドイツ、サンフランシスコ、南仏のビーチなど、ロケーションが観光地としても人気の綺麗な場所が多かったことと、サントラに流れるフォークギターのサウンドが心地よく、難しいテーマの作品ながら結構和めます。お薦めです。

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野球ファンでなくてもハマる「マネーボール」

水曜日, 5月 30th, 2012

マネーボール [Blu-ray]
マネーボール [Blu-ray]

メジャーリーグのチーム、オークランド・アスレチックスのゼネラルマネージャー ビリー・ビーンの半生を描いた作品です。選手の評価を打率や打点、主観などで決めていたメジャーリーグ界に、統計学(マネーボール理論)を持ちこんで、「四球を含めた出塁率がいい選手」など、通常は読まないデータを重視して、今までとは違った視点から選手を評価し、一般評価の低い選手を低予算で獲得。隠れた優秀選手を補強して、低迷チームを常勝チームへと生まれ変わらせていくという実話に基づいた作品です。

そのGMのビリー・ビーン役をブラッド・ピットが熱演、脚本は『ソーシャルネットワーク』のアーロン・ソーキンが担い、派手な演出こそ無いのですが、とても深みのあるヒューマンドラマに仕上げています。

ビリービーンは元メジャーリーガーだった。高校卒業の時プロにスカウトされ、スタンフォード大の奨学生の権利を蹴って、野球界入りを決断した。だがその後、選手として成績が振るわずに球団を転々とし、早々に現役を諦めてスカウトマンに転身することになる。そして若くしてアスレチックスのGMになり、今はGMの立場として野球に挑み、チームの勝利のために奮闘していた。

この作品が面白いのは、弱小チームが強くなっていくサクセスストーリー的要素だけではなく、マネーボール理論を遂行するためのベンチ裏の攻防と、過去の選手時代の失敗から立ち直りきれないビリーの心の葛藤とが、絶妙に絡み合いながら話が展開するからでしょう。

印象的なシーンが沢山あった中で、私が最も好きなシーンは、ビリーの娘ケイシーが父親を励まそうと作った歌が流れるラストのシーン。娘ケイシー役のロビン・ライトのキャラも良かったですが、あの美声にはホントやられました。ビリー役であるブラピが黙って歌に聴き入る姿も名演だったと思います。

現在レイズとマイナー契約を交わし、メジャー復帰に挑む松井秀喜選手も、昨年アスレチックスに所属していたことは記憶に新しいですが、その時に松井に声を掛けたのがビリービーンだそうです。年俸はヤンキース時代の3分の1で獲得したらしいですから、ビリーのマネーボール理論は今でも上手く活用されている様です。

メジャーリーグの事は余り知りませんでしたが、球団経営の裏側や選手獲得交渉の駆け引き、プロ野球世界の厳しさ等、普通では見れない側面がこの作品の中が見られるので、そういう所も含めとても魅了された作品でした。

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突入せよ!あさま山荘事件

日曜日, 1月 29th, 2012

突入せよ! 「あさま山荘」事件 Blu-ray スペシャル・エディション
突入せよ! 「あさま山荘」事件 Blu-ray スペシャル・エディション

1972年に起きた浅間山荘事件を、警察側の視点で描いた作品です。映画ですのである程度の脚色はあるかと思いますが、事件が解決するまでの警察内部での苦闘がややシニカルに表現されている様に感じます。

この作品を見ると、危機管理のために何が必要かが良く分かります。組織が大きくなるほど、本来の目的のためにその組織を機能させる事が難しくなる。人の命が掛かっている中、自分の立場やプライドに拘り、意識の低い言動が飛び交う上層部と、最前線で踏ん張る現場の警察官との温度差は、今の日本の状況(政治)にも似ているなと。組織が動く時にありがちな弊害や、危機管理の難しさを実際の事件を題材に上手く映し出した、そういう意味で非常に面白く、いい作品だと思いました。

感銘したのは、あのグチャグチャな状況下での役所広司演じる佐々敦行幕僚長の活躍ぶり。スマートな判断と的確な指示だけでなく、突入前夜の緊張した機動隊員に自前のウィスキーを渡すシーンや子供が生まれたばかりの部下を前線から下げるシーンなど、とても温かみも伝わり、感動しました。

警察側の状況のみ描いてますので事件の背景や犯人像などは触れていません。事件の内容をご存じでない方は簡単に予習されてからの方が、この作品のヒューマンドラマ的な要素を熟視できて楽しめるかと思います。

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夢への挑戦と兄弟の絆「ザ・ファイター」

木曜日, 10月 27th, 2011

ザ・ファイター コレクターズ・エディション [Blu-ray]
ザ・ファイター コレクターズ・エディション [Blu-ray]

どん底から這い上がりボクシング世界チャンピオンに挑む兄弟の実話を描いた作品です。主役はマーク・ウォールバーグ演じる生真面目な現役ボクサー(ディッキー)と、その兄役をドラッグに溺れる伝説的元ボクサー(ミッキー)をクリスチャン・ベールが演じます。兄のミッキーは過去に数々の名試合を残し英雄となっているが、今では麻薬と女に溺れ、墜落した生活を送っている。そんな兄がセコンドとして弟ディッキーに付き、悪戦苦闘しながら世界チャンプを目指す、という話。

作品がスタートして間もなく、画面中央に『このストーリーは実話です』という字幕が現れます。どこまで事実に忠実なのか疑問ではありますが、この字幕のお陰でそのあとに登場するファンキーな人々や日々荒れていく人間関係などをドキュメンタリーを見る様な意識で鑑賞出来たので、笑いや悲しみ、感動が、より大きくなり楽しめた気がします。

圧巻なのは兄ミッキー役のクリスチャンベール。この役のために歯並びを変え、髪を抜き(始め本当に薄くなったのかと思いました笑)、13キロ減量させて、正に中毒者といった容姿を作り上げています。クリスチャン・ベールは過去にも、病人役でガリガリに減量したあと、次の映画の撮影のために半年間で30キロのウェイトアップをやり遂げるなど、役を演じる事への強い情熱を感じさせてくれますね。その熱心さ故か別の作品の撮影の時には、監督とトラブルになったりした事もあったそうですが、そんな役者としてハングリーでストイックなクリスチャン・ベールが私は好きです。

アメリカの片田舎の風情をバックに、ハチャメチャ過ぎる兄ディッキーの、そのダメダメぶりがプッと笑えるところや、ボクサーらしからぬ優しい人格の弟ミッキーが、周囲から沢山の援護を受けて、徐々に再起していくところなど、人間臭さみたいなもので和ませてくれるシーンが多く、スポーツ映画特有のネバーギブアップ精神の描写というよりは、ファミリー映画の様な人間関係の絆を表現した作品でとても良かったです。

最後の最後に流れる特典映像??も気が利いてました。兄と弟のキャラクターがよーく伝わってきます。なるほどね、納得です。

サントラの80年代ロックが今更格好いい度☆☆☆☆☆

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ホラー映画に近い緊張感「ブラック・スワン」

金曜日, 9月 30th, 2011

ブラック・スワン [Blu-ray]
ブラック・スワン [Blu-ray]

白鳥の湖がこんな風にアレンジされてるとは、想像してませんでした。ほぼホラー映画といっていい程の恐怖感が漂ってます。主人公のニナ(ナタリー・ポートマン)はバレエ一筋の女の子。母親も元バレリーナで親子二人三脚でプリマを獲得するために日々練習に励んでいる。そしてある日、ついにプリマに選ばれ、悲願の白鳥役に大抜擢される。

その後のニナの心境の変化をナタリー・ポートマンが見事に演じきってます。舞台では白鳥と黒鳥を一人で二役演じる必要がありますが、純真なニナは白鳥の演技は完璧なのですが、ダークな面を持つ黒鳥を上手く演じることができない。

監督からの厳しい要求と、プリマという大役からのプレッシャーで、徐々に精神的に追い詰められていく。ストーリー中では、ニナの吐息が常に響き、ちょくちょく現れる幻覚のシーンもグロテスクな映像が多い。華麗なバレリーナ団の裏の世界を表現した映画かな、と思いきやサイコサスペンスやホラー映画に近い内容で、何も予備知識無しで観た私にはインパクトが大きく、ある意味その意外性に面白さを感じました。

あの終わり方はハッピーエンドか?と考えてしまいますが、終演にはストーリー中の疑問が全てが繋がり、ニナは白鳥と黒鳥を演じきって、達成感に包まれながらエンドロールに入ります。

プロスポーツ選手など、高いレベルの結果を求められる人の心理状態は、この作品のニナの様に過酷なのでしょう。それを克服し、最高のパフォーマンスを見せてくれているパフォーマーの方には敬服します。オリンピックやワールドカップ等、あの沢山の感動は、想像を絶する(陰の努力)から生まれているんでしょうね。

 

ここまででは無いが似た経験はある度☆☆☆☆☆

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名カメラマンの監督らしい見事な情景「剣岳 点の記」

火曜日, 8月 30th, 2011

劔岳 点の記 [Blu-ray]
劔岳 点の記 [Blu-ray]

明治の頃、地図を作成するために前人未踏の剣岳に挑んだ男達の話です。実際に明治39年に陸軍陸地測量部(現在の国土地理院)の測量士が、地元の案内人と下見をし、翌年の明治40年に同案内人と剣岳を初登頂した際の実話です。その測量士役を浅野忠信が演じ、案内人役を香川照之が演じています。

圧巻だったのは撮影シーンが実際の剣岳で行われていること。剣岳は現在でも一般登山者が登頂するには最も過酷な山だと言われているそうです。そこを登頂しながら撮影が進んでいくんですから。山風吹き荒れる雪渓を二人がさくさくと歩くシーンが何気なく登場しますが、あれは一歩間違えれば滑落=即死のはずです。そこを命綱無しで撮影している。浅野忠信が後に言ってましたが、正に『命がけ』だったそうです。その緊張感と壮大な自然の迫力はひしひしと伝わってきます。

CGや特撮を殆ど使用せず、生の剣岳で撮影を行っているため、ロケーションは見たことがないような美しい風景が登場します。特に印象的だったのは草原の様に広がった雲を見下ろしながら遠くに富士山が見えるシーン。日本海側から見える日本一の山の姿も、あれも実際に剣で撮影を行ったからこその映像なんでしょう。数々の自然の優美に心が和みます。

ストーリー自体には緩急があまりなく、もうちょっと展開に変化をつけてほしかったですが、実話をベースにしているのでこんなものだろう?と思いながら鑑賞していました。まるで明治の登山のドキュメンタリー映画をみているかのような、大自然の猛威とそれにアタックする偉人の勇姿がそのままに収められている感じです。途中で対抗して登山を始めた山岳会のチームが陸地測量部を追い上げる場面でも、一番に登頂することを競うのではなく、地図をつくるという任務に誇りと信念を持って、寡黙に取り組んでいる姿が表現されていて、そこにはとても感銘を受けました。

この映画を見終わった後、今ある便利マップや不動産業では欠かせないゼンリン地図も、グーグルアースやストリートビューも、すべて昔の人々の偉業の上に成り立っているんだなと思い、過去の先輩の方々の努力に改めて感謝しつつ、自然や人の心など、どんなに便利になっても変わらないもの、変えるべきでは無いものもあると、再認識させてくれた作品でした。

 

出演者と監督、撮影スタッフ全員の熱意に☆☆☆☆☆

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予想外にアップテンポな展開で飽きない「ソーシャルネットワーク」

木曜日, 7月 21st, 2011

ソーシャル・ネットワーク [Blu-ray]
ソーシャル・ネットワーク [Blu-ray]

2011年1月に公開された噂の作品をようやく最近DVDでチェックしましたので、映画部で感想を書きたいと思います。

ストーリーは皆さんご存じかとは思いますので、あえて詳しくは触れません。今やコミュニケーションツールとして世界的に普及したフェイスブックの創設者の話です。

創設者であり主人公のマークザッカーバーグはホント天才的なエンジニアです。興味深かったのは始めからフェイスブックをつくろうとしていたのではなく、フラれた彼女を振り向かせるために作ったサイトがきっかけになっているところ。それが少しずつ形を変えながらフェイスブックが出来上がり、ここまで普及した過程が面白く、とても興味深かったです。

そして今や最年少億万長者になっている。新しいサービスを開発しようと大手IT会社では優秀なエンジニアを雇い入れ、日々研究に躍起になっているのを余所目に、イチ大学生があっという間にモンスターサイトを作り上げてしまった。スゲーー。正にビルゲイツやスティーブジョブスなどに匹敵する歴史に残る壮大なサクセスストーリーです。日本でも似た様なことがありましたよね。これに憧れてWEB業界に入った方も多いのではないでしょうか。

一聞すると羨ましい、とても輝かしい美談に聞こえるんですが、実はその成功の経緯には大きな過ちがありました。マークのあまりにも天才的な発想と行動が、周囲の人間と考え方に行き違いが生じ、最後には親友までにも訴えられてしまうんです。

これは作品の中でも言われていますが、私個人の意見としても、もっと周囲と上手くやっていけなかったのか、特に親友のエドゥアルドだけは裏切ってほしくなかった。何故あんな事をしたのか、理解に苦しみます。

結果的にはフェイスブックは世界中に広まり、途上国の発展の原動力にも繋がり、とても重要なツールになりました。それを創ったマークはとてつもなく大きな功績を果たしたとは思います。

だからこそ残念で仕方ありません。絶対エドゥアルドと共に成功して欲しかった。実際に初期の頃のエドウアルドの働きが無ければ、今のフェイスブックもマークの巨万の富も無かったでしょう。

でもこの作品を見て、フェイスブックの面白さが以前より少し分かった気がします。会社で半強制的にアカウントを取得させられましたが(笑)、これからはもっとフェイスブックを駆使して楽しんでみようと思わせてくれる映画でした。

 

向こうの大学生はじけすぎ度☆☆☆☆☆

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カリスマアーティストの自叙伝的映画。「8 Mile」

金曜日, 6月 10th, 2011

8 Mile [Blu-ray]
8 Mile [Blu-ray]

絶大な人気を誇るヒップホッパー『エミネム』のサクセスストリーに基づいて本人自ら主演し実写化した作品。

エイトマイルとは米国デトロイト州にある境界線エイトマイルロードのこと。そこを境に富裕層と貧困層に分かれている。その境界線の手前(貧困側)にいるのが主人公のエミネム演じるBラビット。彼は極貧生活から脱出するために、マイクで成り上がろうとしますが・・・。

エミネムと言えばブラックミュージック界で白人ラッパーとして成功した数少ない一人です。ですが元々の彼は、引っ込み思案で、上がり性で、いじめられっ子でした。そんな無名時代の彼が、なぜ現在の様な不動の地位を築けたのか。それは当然才能もあったと思いますが、始めはコネもなく、マネーもない、ただただ直向きに努力したのと仲間との絆が彼を押し上げました。彼が周りから力を貰い、少しずつ弱い自分から脱皮し、才能を開花させていく。作品中で地元デトロイトのMCバトルに出場し、会場で勇気を振り絞り、無我夢中でバトルに挑みます。勿論、映画としての演出や脚色も入ってるかと思いますが、最後の最後に優勝を手に入れたシーンでは、大きな感動と達成感と、沢山のパワーを貰えました。

作品のラストに流れる曲『ルーズユアセルフ』は(我を忘れる)という意味ですが、まさに苦労して這い上がった彼の深いい一言。人生の中でやってくるチャンスの時、我を忘れて没頭するぐらいの心意気が必要なんでしょうね。エミネム様、凄い方です。

又、軽快なヒップホップのリズムと共に、アメリカ国民の貧富と黒人社会の現実も鋭く描かれています。全体を通してブラックカルチャーが色濃く表現されていますが、その中で攻撃的にならずスマート立ち振る舞う主人公のBラビットの行動は、まるでエミネムの曲のリリックの様でした。

ですが、お下劣なシーンやバイオレンスも満載ですから、その点は見る前に留意しておいて下さいね。

 

外人さんは動物的だなあ度☆☆☆☆☆

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子供の頃はこんなでしたよね。「スタンド・バイ・ミー」

木曜日, 5月 26th, 2011

スタンド・バイ・ミー [Blu-ray]
スタンド・バイ・ミー [Blu-ray]

私が子供の頃、周辺に緑が少なかったせいか、森、山、海などの自然がとても好きでした。

当時杉並や練馬の方へ出掛けて行くと、まだ緑が幾分残っていて都会の中のオアシスとも言える小さな森へと友達と自転車で繰り出しては、中を隈無く探検し、昆虫採集をしたり、そこで秘密基地を作ったりして遊んでいました。

初めてこの作品を見た時は、あまりに自分の子供の頃に似ているので、思わず吹き出しました(さすがにタバコには手を出してませんけど)。リーダー的存在のクリスがタバコの箱をTシャツの袖にクルっと巻いて肩に乗せてるところなど(笑)。

田舎のキッズ4人組が街の噂を検証するために、隣街まで歩いて行くことになります。大人が車で移動すれば大した移動距離ではありませんが、子供の足で歩いて移動するので、もはや大旅行です。途中で少ない所持金をみんなで出し合い、腹ごしらえをするシーンは、懐かしい感覚が頭に蘇って思わず童心に返りました。

作品中では12歳の設定になっていて、ちょうど私もそのころの友人とはとても仲が良く、いつも連んでは、たわいもない事で大盛り上がりしていたのを思い出します。今では皆家族を築き、別々の道を歩んでいますが、お陰様でいまでもたまに会って飲みに行ける関係です。でもそのころリーダー的存在だった者には皆今でも逆らえませんが(笑)。

混沌とした現代社会。これから大人になる今の子供達にも楽しい時間を過ごさせてあげられる様に、大人である私ができること。責任ある言動を心がけたいです。

 

リバーフェニックスがもし生きていたら。。。度☆☆☆☆☆

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何度見ても面白い。「ショーシャンクの空に」

木曜日, 3月 24th, 2011

ショーシャンクの空に [Blu-ray]
ショーシャンクの空に [Blu-ray]

この映画を知らない方はいないと思いますが、ドラマ系の映画ではかなり好きな作品なので、敢えてご紹介します。

エリート銀行員の主人公デュフレーンはある日冤罪で牢獄されてしまいます。彼は無実を訴えますが、その訴えが通じることはなく刑に服役させられます。理不尽な現実。絶望の毎日。人間扱いされていない服役者達。最悪な状況です。しかし主人公はそんな塀の中での生活にも、少しずつ彼なりのアプローチを始めます。所内図書館の設立の提案をしたり、銀行員時代の経験を活かし所長個人の税務処理をしたりと、活躍を見せます。すると、少しずつ周りから一目置かれる存在になっていき、いつしか最悪だった塀の中の環境が以前とは比べものにならない程改善されていきます。この時点でかなり感動がありますが、もっとすごい事が最後に起こります。さわやかで感動的なラストシーンで気分も明るくなります。

最悪な状況の中でも、その時出来ることを直向きに頑張っていればいつか報われる。希望を捨ててはいけない。そう映画が教えてくれた様な気がします。

今、東北関東大震災で多くの方々が大変な状況下に置かれていると思います。被災された方々には心からお悔やみ申し上げると共に、少しでも早く復興できる様に切に願っています。又、私個人を始め弊社空間建築ファクトリーでも、可能な限りのことを行い被災者の方々を支援してきたいと思います。

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